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自然との共生や地球温暖化対策による産業構造の転換、DXの浸透、シェアリングエコノミーによる消費構造の変革など新型コロナウイルス感染症拡大を契機に社会・産業界のパラダイムが大きく変化しています。この激変する経営環境を背景に、2021年7月に2030年をターゲットとした長期ビジョンを策定・発表しています。
この長期ビジョンは、社会秩序の変革に対応する新たな社会資本整備のあり方を問い、そのあり方を具現化する経営・事業基盤とソリューション開発を目指すものです。その目指すところは大きく2つあり、ひとつは建設コンサルタントの使命でもある社会・環境への貢献を果たしていくために「ESG視点」を経営の中心軸に据え、企業体質をさらに転換することです。また、もうひとつは、先端のテクノロジーや既存領域を超えた知見・ノウハウを総合的に習得し、業務遂行におけるスマート化を図ると同時に、事業分野を拡張し未来型社会インフラ創造グループへと転回を図ることです。
現在は、長期ビジョンの第1ステップに当たる第5次中期経営計画にグループをあげて取り組み、これからの展開を支える「革新・進化の基盤整備」を推進しています。
建設コンサルタント業は、激甚化する自然災害や老朽化するインフラ設備の長寿命化対策、健全な国土の発展に資する地方創生、新た社会秩序に対応するデジタル技術を活用した社会資本整備など、国民の生活に直結する重要な使命を担う傍ら、大きな変革の時期を迎えています。
E・Jグループは、この度策定した長期ビジョンとその第1ステップである第5次中期経営計画に着実に取り組むことで、激変する建設コンサルタント業界の中で、メジャープレイヤーの地位を不動なものにしていきます。
2022年1月
代表取締役社長
小谷 裕司
代表取締役社長
小谷 裕司